妊娠中毒症の主な症状について
妊娠中毒症の主な症状は、高血圧、尿タンパク、むくみの3つです。
この3つの症状が全て現れなくても、どれか1つの症状が出た場合、妊娠中毒症と診断されることがあります。
また、妊娠中、体重が1週間に500g以上と急激に増加した場合も、妊娠中毒症の始まりと考えられます。
妊娠中毒症とは、妊娠に対して母体の体がうまく適応できない状態のことを言い血圧が高くなったり、尿にタンパクが出てきたり、むくみが生じたりといった症状が出てきます。
これが妊娠中毒症です。
ほとんどの場合、赤ちゃんを出産して各器官への負担がなくなると、妊娠中毒症も治り、症状も治まります。
妊娠中毒症がなぜ起こるかは、現在でも解明されていませんが、一般的に、妊娠したことにより母体の腎臓に大きな負担がかかり、妊娠中毒症が発症すると考えられています。
そのため高血圧、蛋白尿、浮腫は、腎臓病の症状と同じなのです。
日本では50年ほど前は妊娠中毒症で亡くなる人が年間2000人以上にのぼりました。
最近は年間20人くらいに減少していますが、油断できない病気には違いありません。
妊娠中毒症は、日常生活に気を配って注意すれば予することも可能です。
妊娠中毒症は妊娠が原因ですので、原因を取り除くわけにはいきませんが、妊娠によって母体にかかる負担を少しでも軽くすることが大事です。
体を疲れさせないこと。
塩分を控えること、低カロリーに抑えること、高タンパクのものをとること。
そして体重増加に注意しましょう。